続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
そこには…
「おっ!ビンゴ!
超可愛い!当たりじゃん!!」
「何だよーっ!
そんなに可愛いんなら、最初っから声掛けときゃ良かったー」
…"不良"という言葉がこの人達にあるかのような、明らかに不良な三人組だった。
ヒィィーっ!!
三人共、耳には沢山ピアスがあるし、髪は金ぴかだしっ!
不良なんて初めて見たよー!!!
私は少し身体を震わして、どうしようかと目をキョロキョロさせた。
「何?何?
怯えてんの?可愛いー」
「ケー番教えてよ!ケー番!
あっ、メアドでも良いよっ!」
三人の内二人が物凄い勢いで聞いてくる。
何で見ず知らずの人にケー番とかメアド教えるのよ!