続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~
…これなら不良さん達から逃れれるかな。
そう思った時だった。
急にガシッ!と腕を掴まれた。
驚いて掴まれた方向を見ると…
「てめぇが何で良い雰囲気なんだよ!」
「そうだ!そうだ!」
…あの不良二人。
まだ諦めてなかったか!
「えー、別に良い雰囲気じゃなかったと思うけど?」
無気力に返すその人に、二人は更に噛み付いた。
「ぜってぇ嘘だ!」
「そうだ!
つー訳だから、俺等と遊びに行くこと決定ーっ!」
「はいぃー!?」
何処をどうしたらそうなるの!?
何て思考が簡単に出来た人達なんだ!