続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~


―――――――…


―それは今日の午後2時頃。







俺は大学が休みなので実家に数日前に帰り、今日は午後まで寝てしまっていた。



あまりの寝坊に自分でも驚き、急いで階段を下り、リビングに向かった。






バンッ!


「母さん!


今何時何分何秒!?地球が何回回った時!?」



俺が焦っているのにも関わらず、母さんはゆっくりと俺を見る。




「2時13分48秒よ。

地球はまだ1周もしてないんじゃない?」


「いや、何でそこまで詳しいんだよ。


つーかのんびりしてねーで起こせよ!!」








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