続High☆オタクダーリン~欲しいのはキミのだけ~


「…何もされてねーよな?」


「………はい?」



…されるって何を?


いや、確かにケー番やメアド教えろとかは言われましたけど。




…と言おうと思ったら、



「…そういう意味じゃない。


……まぁ、その様子なら何もねーか」



と言って急に話をはぐらかした。



…っていうか何で心が読めるんですか。





そう思っていると、今まで黙っていた不良さん達(二人)が、拳をぶるぶると震わした。





「…誰かと思ったら、竜ヶ崎君じゃねーか…」


どす黒いオーラで一人が言う。




「…それが何か?」


一方の准は、興味なさそうに答える。



…でもこれじゃあ、売り言葉に買い言葉なんじゃ……







< 92 / 133 >

この作品をシェア

pagetop