大人の恋がしてみたい
啓太side


桃川が、立ち上がろうとした時


足元がフラついて倒れそうになった!


俺は、慌ててアイツを抱きしめた。



ヤバイ…。


俺の心臓が。。。


嘘だろう…。


しっかりしろよ俺!


ここは仕事場だぞ!


kissしていい場所なんかじゃない!


仕事場じゃなかったらkissしていいのか?


俺、なに考えているんだ!


とにかく、今は落ち着け


落ち着くんだ。。。


「大丈夫か?立てるか?」

俺は、平常心を装い桃川に声をかける

「はい。すみません。大丈夫です」

そう言って、アイツはすぐに俺の腕から離れた。


『まだ、本当は抱きしめていたかった…』


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