大人の恋がしてみたい
ーーーーーーーーー
【もしもし、遥?】
【どうしたの?啓太】
【ごめん。急に苦情処理に行かなきゃいけなくなった。】
【えっ!】
【ごめん。時間、遅くなりそうた。ホント、ごめん。。。】
【いいよ。仕事だもん。仕方ないよ】
ホントは凄くイヤだ。
【ごめんな、遥…夜なら、必ず会えるから】
【ホント?】
【あぁ、約束する。仕事、6時には終わりそうだ。お前、どうする?店で待ってるか?】
【うん。6時ね。分かった。必ず行くね】
【そうか、分かった。ホント、ごめんな。じゃあ、後でな、気をつけて帰って、来いよ。】
【うん。じゃあ、あとでね】
ーーーーーーーーー
『プープープーーー』
あたしは、電話を切った。
なんか
凄く
むなしい……。