大人の恋がしてみたい

あたしは、上半身を起こして床に転がっているブラを拾おうとした…ら



啓太の視線を感じた…。


「啓太」

「なに？」


「見ないでよ」


「なんで？」



「いいから、見ないで！」


あたしは、なんだか急に恥ずかしくなって

啓太の頭を枕でボン！と叩くと


シーツで体、隠しながら、ブラや飛び散ってる服を拾い上げて


「寒っ！イタッ」

と、言ってる啓太を無視して


急いで服を着て、キッチンへ行き


冷蔵庫の扉を開け

中に入ってた

豆腐を取り出し

味噌の居場所なんか聞きながら


お米を慌てて研いで
炊飯器のスイッチをいれた…。

すると


後ろから、啓太に抱きしめられて


kissされて



幸せな気持ちが



ずっとこのまま続くと



信じていた…。