大人の恋がしてみたい
「ううん…分かってくれて、ありがとう」


『ありがとう、だと…?』

どこまで、おめだたいというか…、お人好しというか…


オレは、急いでブラを探して着けている
遥を横目で見ながら、頭をポリポリかいた…。


『ハァ、初めての、失恋ってやつか…』


なんだか、自分が惨めになってきた…


このオレがなぁ~



振られたかぁ~



そっかぁ…




落ち込んで、空、眺めてたら、遥が車から降りてきて、オレに

「ごめん…ね」と言った。


ヨセやい。もっと惨めになるだけだ…。



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