大人の恋がしてみたい
あたしは

どうしても、啓太と話したくて


啓太のマンションまで、来てしまった。


きょうは、早番のはずだから


もうそろそろ


帰ってくるはず。


他に、仕事、なかったよね…。


彼女じゃないって

キツイね…。


前は、啓太の事で、知らない事なんて


何一つなかったのに…。



あたし



振られたんだよね…やっぱりーーー


そうなんだよねーーー。




キツイなぁーーー。





コツコツコツ……



「遥…」




「啓太ーー」





戸惑った顔で、あたしを見つめる啓太…


切ないなーーー。



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