大人の恋がしてみたい
「遥、どうした…?」
隣りで、あたしを抱きしめたまま、健吾が囁いた
「オレ、お前をずっと、抱きたかったんだ…」
「健吾…」
「オレ、ホント、待つから…」
「健吾…」
「うん?」
「あたし、あたしも、健吾のこと…好きになるよーーー」
あたしの言葉を聞いた健吾は、ガバッと起き上がって
目をまん丸にさせながら
「本当に?本当なのか?」
って、まるで少年みたいに目を輝かせながら、何度も聞いた。
「うん。本当。本当だよ。。。こんな、あたしで良かったら…」
「ありがとう、遥。ありがとう」
そう言って、熱くとろけるキスをした。
舌を絡ませ合い
また、あたし達は
ひとつになったーーー。