大人の恋がしてみたい
「分かった。きょう、仕事、8時頃には終わるから…」



「分かった。じゃあ、後で店に行くよ。いい…か?」


「うん。待ってる」


「社長。行きますよ。」

「あぁ、今、行く」


俺は、また、遥の顔を見つめた。



本当に、成長したんだな…お前。



いい女になったよ…。




言いたいが、また遥の心を乱したくない。

俺は「成長、したな、挨拶、立派だったぞ」


それだけ、伝えた。

「ありがとう。啓太。」


「じゃあ、あとで、な…」





俺は、これから行われるレセプション会場へと向かった。




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