大人の恋がしてみたい
啓太side

俺は、はやる気持ちを抑えながら


レセプション会場を後にして


会議を終えて


遥の元へ急いで車を走らせた…。



少し、遅くなったが…遥、待っててくれな…?


遥……会いたい。


たとえ、元に戻れなくても



俺は………






店の前に、立っている遥の姿が見えた。

俺は、車を停めて、遥を乗せて車を走らせた。


行き場所なんて


どこでもいい。



遥と、一緒にいられるなら…。


どこでも…。





「じゃあ、あたしの家は?」





「えっ!?」



俺の鼓動が激しくなった。



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