イケメンキス魔にご用心!?
空河楽斗も一応
気にしてくれてるのか
触れるだけの
一瞬のキス。
そしてあたしに
とびっきりの笑顔を
見せる。
「やってみたかったんだ
観覧車の頂上でキス!!」
「~~なッ…!!//」
赤くなりながら
空河楽斗を叩こうと
したけど、あっさり
止められた。
「でもさ…
オレ普段こんな
おちゃらけてるけど
本当に必死なんだぜ?」
急に真剣になる顔。
真剣な表情すると
別人みたいに、ぐっと
大人っぽくなる。
普段と違う
顔つきに
言葉に
あたしの心臓が
激しく波をうつ。