イケメンキス魔にご用心!?

「よいしょ…と」
「大丈夫か?」


楽斗の手を借りて
屋上に出ると…



「う、わあ…!」



そこにはきれいな
世界が広がっていた。


学校のすぐ側にある
川がキラキラ光って

周りの木々が
サワサワと揺れる。


その木々のおかげで
この場所は日陰に
なっていて

小鳥がすぐ近くで
歌っている。


上を見上げると
一面に広がる青空に

逆に落っこちて
しまいそう。



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