イケメンキス魔にご用心!?

ただぼんやりと
鈴のことを考えていると


いつのまにか
すぐ近くに望月がいた。



「また鈴ちゃんのこと
考えてるの…?」
「だからなに?」
「ひどいよ…!!
あたしだって
楽斗くんのこと
こんなに好きなのに!」



は!??

何を言い出すんだ
こいつは!?



望月はとうとう
泣き出してしまい

どうしていいかわからず
オロオロするオレ。



「いや悪いんだけど…
オレは鈴以外好きに
なんねえし…」



そこまで言うと
より一層激しく
泣き出してしまった。



「な、泣くなよ;」


まじどうしろッつーんだ



「抱きしめて…?」
「はあ??」



< 238 / 311 >

この作品をシェア

pagetop