イケメンキス魔にご用心!?


ふにゃっと笑う楽斗。



あたし遅れちゃったのに

そんな顔して
笑わないでよ…。



「ご、ごめん。
遅れて…」

「んーん。
来てくれただけで
十分だよ」



にっこり笑う彼。



またそんなこと言って…


楽斗はいっつもずるい…



「鈴ちょっと
ここ座って」


自分の隣をポンポンと
叩いて笑う楽斗。


でもその顔は
どこか緊張してるみたい



あたしが腰を下ろすと
楽斗はコホンと
咳払いをして話し始めた


< 299 / 311 >

この作品をシェア

pagetop