イケメンキス魔にご用心!?
「あの、鈴、ごめん…
やっぱいやか?
そりゃそうだよな、
まだ高校生だし」
気まずそうに
背を向けた楽斗を
必死で呼び止めた。
「違うの!」
「へっ?」
楽斗が振り向いた途端
あたしは遠慮もせず
楽斗の胸に
飛び込んでいた。
「嬉しい…
あたし嬉しいよ。
楽斗がこんなにも
あたしとのこと
考えてくれてて…
あたしでよければ、
いつまでも楽斗の側に
いさせてください」
「やっ!
やったあーー!!」