イケメンキス魔にご用心!?

「なるほどねー…」

奏はあたしの話を
聞き終えると
優しい表情で
あたしを見て言った。


「それは男が苦手の
鈴からしたら
すごくイヤな想いを
したよね。

うん!
そーゆうことなら
たたいても
しょうがない!」
「奏…ありがと」
「あらあら鈴さん?

顔真っ赤にしてまで
ムリしてお礼
言わなくても
いいですよー?」
「…うるさい//」


2人であはは、と
笑い合った。



あたしは確かに
トゲトゲしてると思う。

でも奏と一緒だと
そのトゲが自然と
抜けていくんだ。

奏には不思議な
力があるから。


あたし奏と友達で
ホントによかった…
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