イケメンキス魔にご用心!?
なんとなく穏やかな
雰囲気になっていると
突然部屋の灯りがついた
繋がれている自分と
空河楽斗の手を見て
おもわずパッと手を離す
あ…
キツかった…かな。
ちょっと心配気味に
様子をうかがうと
空河楽斗はフッと笑って
こう言った。
「大丈夫だよ。
鈴にはなんか理由が
ありそうだし。
それに振り払われんのは
鈴と初めて話した時に
経験済み」
あ…
腕をつかまれた時の…
「一応、ごめん…」
「おう」
間違えた…
ありがとう
ッて言おうと思ったのに
こいつといると
調子狂う!!