イケメンキス魔にご用心!?
と、心の声は
そんくらいにしといて。
「ほら、早くーッ」
目をきらきらさせながら
急かすこいつ。
でも名前でなんて
死んでも
呼べるわけないし…
「だってあたしたち
ただの
クラスメートじゃん」
「いいんだよ。
後々仲良くなっから!」
いやいや、
あたしには
仲良くなる気なんて
ないんだけど…。
どうしよ…
こっちは一応
入れてもらってる身だし
でもだからって…!
「ん?鈴かあ?」