イケメンキス魔にご用心!?
「ごめん、
みんな待った?」
「ううん!あたしは
今来たとこだよ!」
「そっか。良かった。
花海さんは待った?」
「あ、ううん」
「よぉし!
全員揃った所で
早速出発ー★」
奏と五十嵐初音は
歩いて行ってしまった。
あたしも
歩き出そうとすると…
「続きは今度しよーな」
また耳元で囁かれた。
「さ、オレらも
行こーぜ」
うう…
こいつありえない。
…でも。
一番わからないのは
あたしの心。
今までは男に
こんなことされたら
鳥肌が止まらなかった。
なのに。
何で今はこの変態を
受け入れ始め
ちゃってるの?
やっぱりあたし変だよ…