イケメンキス魔にご用心!?
「さてと、鈴は
どこ行きたい?」
「あたしは…特に。
あんたは?」
「オレは、そうだな…
あのジェットコースター!
…は、乗りたくなくて」
「ぷっ」
またあたしに
気をつかってて…
もちろん感謝も
してるけど、
先に笑いが
こぼれてしまった。
「な、なんだよ」
「別に…ッ!」
必死に絶叫嫌いを
演じているあなたが
不覚にもかわいいと
思ってしまったんだ。
ホント、一生の不覚!
そして結局
近くにあって
人も少なかった
お化け屋敷に
入ることにした。