イケメンキス魔にご用心!?

「あ!鈴!
良かった、
無事だったんだな」
「うん、遅かったね」
「ごめんごめんッ!
ちょっとランニング
してたんだよな」



…こいつあくまでも
自分が怖がりとは
認めないつもりか。


ランニングッて…

びっくりしちゃって
走り回ってたのかな。



「あの人たちは?」
「あ、あの人たちは…
そのー、先輩!
先輩だよ!
中学ん時の!」
「ふーん」
「ッてあれ?
今せっかく
妬いてくれたのかと
思ったのにそんだけ!?」
「妬くわけないでしょ。
早く次いこ」



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