【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
由紀は、私の目の前に座りまるで、
怒りをぶつけるかのように私を責めてきた。
「ねぇ、何年やってるの?
小学生からやってるんだから、しっかりしてよ
本当にとろいんだから」
突然の由紀の言葉に部室には、重い空気が流れた。
「ちょっと、由紀、もういいじゃん」
周りがとめても、
由紀は、やめることなく言い続けた。
「本当にごめん…
次は、同じ失敗しないように私、頑張るから」
ミスをした自分が、悪いから何も言い返すことができず、
黙っていると、
次の瞬間、由紀は
鋭い目をし私を睨みつけてきた。
「未央にはむいてないんじゃない?
いいかげん、辞めたら?」
「えっ…」
「何回やっても、
言ってもだめだし、
もう、どうしようもないじゃん、
ねぇ、死んだらわかるかもよ」
「・・・・・」
何も言い返すことができなかった。
でも由紀は、そう言いながら笑っていた。
そんなひどい…
由紀、冗談でしょ?
でも、もうその時には、遅かった…
私の頭の中は、一瞬にして真っ白になり、
救急箱から
ハサミを持ち誰にもわからないように
そっと部室を出た。
怒りをぶつけるかのように私を責めてきた。
「ねぇ、何年やってるの?
小学生からやってるんだから、しっかりしてよ
本当にとろいんだから」
突然の由紀の言葉に部室には、重い空気が流れた。
「ちょっと、由紀、もういいじゃん」
周りがとめても、
由紀は、やめることなく言い続けた。
「本当にごめん…
次は、同じ失敗しないように私、頑張るから」
ミスをした自分が、悪いから何も言い返すことができず、
黙っていると、
次の瞬間、由紀は
鋭い目をし私を睨みつけてきた。
「未央にはむいてないんじゃない?
いいかげん、辞めたら?」
「えっ…」
「何回やっても、
言ってもだめだし、
もう、どうしようもないじゃん、
ねぇ、死んだらわかるかもよ」
「・・・・・」
何も言い返すことができなかった。
でも由紀は、そう言いながら笑っていた。
そんなひどい…
由紀、冗談でしょ?
でも、もうその時には、遅かった…
私の頭の中は、一瞬にして真っ白になり、
救急箱から
ハサミを持ち誰にもわからないように
そっと部室を出た。