【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
私と早苗は、少し急ぎ足で、レジの横を通り店の外へと出た。


急いで自転車に乗り全力で自転車をこいだ。


何度も後ろを振り向きながら必死にお店から離れた。


「もう、ここまで来れば大丈夫じゃない?」


「そうだね、誰も来てないみたい、
疲れた息が苦しいよでも、心臓ドキドキした」


「私も苦しいし、
ドキドキした、もう早苗には、びっくりしたよ」


「ごめん!でも、
これで、未央と私は、共犯だね」


「早苗、もう万引きは、これっきりだからね」


そして、誰にも気づかれることなく万引きに、成功した。


それから、私と早苗は、万引きにスリルと快感を覚えた。


これっきりと言いながら、
それが、万引きのはじまりだった。


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