【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
それから私は、
なれない手つきで、
万引きした化粧品で化粧をし髪も赤く染めた。
そして、早苗を通して知り合った、
不良グループと仲良くなり、
学校から帰っては、毎日のように遊んでいた。
集団での万引き、
バイクを乗り回し
酒やたばこ、中にはシンナーまで吸っている子もいた。
家にもほとんど帰らず、家に帰るのは、寝るときと親の金を盗みに行く時だけだった。
無言で帰宅して、自分の部屋にあがる。
だから、家に帰ると毎日のように言い合いをしていた。
「未央、もういいかげんにしなさい!
今、何時だと思ってるの!」
「うるさいな!
私のことは、ほっといてよ!」
「親にむかって、なんて言うの!」
「ママには、関係ないでしょ!
いいから、ほっといてよ!」
「未央、待ちなさい!」
でも、部屋にもどり1人になると、
いつも、考えてしまう…
「本当に今のままで、いいのかな?
私、何やってるんだろう…
万引きなんて、したいわけじゃない、
ただ、友達…仲間がほしい。
早苗達といる場所が私の居場所だから、
もう、自分の居場所を失いたくない。
いつも、大きな声をだしても誰も聞いてくれなかった。
どこまで、どれくらい声をだせば、
私の気持ちは、伝わったんだろう…
なれない手つきで、
万引きした化粧品で化粧をし髪も赤く染めた。
そして、早苗を通して知り合った、
不良グループと仲良くなり、
学校から帰っては、毎日のように遊んでいた。
集団での万引き、
バイクを乗り回し
酒やたばこ、中にはシンナーまで吸っている子もいた。
家にもほとんど帰らず、家に帰るのは、寝るときと親の金を盗みに行く時だけだった。
無言で帰宅して、自分の部屋にあがる。
だから、家に帰ると毎日のように言い合いをしていた。
「未央、もういいかげんにしなさい!
今、何時だと思ってるの!」
「うるさいな!
私のことは、ほっといてよ!」
「親にむかって、なんて言うの!」
「ママには、関係ないでしょ!
いいから、ほっといてよ!」
「未央、待ちなさい!」
でも、部屋にもどり1人になると、
いつも、考えてしまう…
「本当に今のままで、いいのかな?
私、何やってるんだろう…
万引きなんて、したいわけじゃない、
ただ、友達…仲間がほしい。
早苗達といる場所が私の居場所だから、
もう、自分の居場所を失いたくない。
いつも、大きな声をだしても誰も聞いてくれなかった。
どこまで、どれくらい声をだせば、
私の気持ちは、伝わったんだろう…