【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
私の目からはじめて涙がこぼれた。


「もう何で私ばかりこんなの嫌だよ…」


悲しくて苦しくて、大声で叫びたかった。


何度ふいても、
あふれてくる涙…

でも、涙をとめることはできなかった。

「どうして誰も何も言ってくれないの…どうしてよ!!」


「誰でもいいから助けてほしい、こんなことやめてほしい…」


心の中で何度思っただろう…
でも、何も変わらない。


いじめをとめてくれる友達は誰一人もいない。


抵抗することも逃げることさえできない。



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