【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
そして、私は、両脇を看護士さんに支えながら病院を出た。

足をひきずように歩きタクシーに乗った。

家についても、痛みがおさまることは、なかった。


その日の夜、あまりの痛さで眠ることができず、
寝返りをするたびに両足に激痛がはしった。


「痛い!痛くて、
眠ることもできない…」


痛みをやわらげるために薬をのみ、
しばらくして、ようやく眠りについた。

そして、薬が切れたと同時に、また、
激しい痛みとともに目を覚ました。

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