【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
「今日は、ごめんなさい。仕事があるから…」


その日は、仕事は、休みだった、

でも、嫌な予感がした私は、川上に嘘をついた。


「じゃあ、お店に行く前に食事して、
食事が終わったら
一緒にお店に行こうよ」


「…わかりました」


食事だけをして帰るつもりだった…


そして、約束の時間通りに待ち合わせ場所に行った。


高層ビルの中にあるレストランで食事をした。


食事をしながら互いの趣味の話をし、
意外にも川上との話は、苦痛ではなかった。


歌やドラマの話。

話を聞くと川上の知り合いには、芸能関係者が複数いるようだった。


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