【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
そして、私が返事をすると川上は、すぐにホテルに部屋をとった。


部屋に入るなり川上は、服を脱ぎシャワーに入った。


部屋には大きなベットがあり、
このあとのことを考えると、怖くて体が震えた。


でも、自分の夢のために我慢をするしかなかった。


しばらくして、
川上がシャワーから出てきた。


腰にバスタオルを巻いて上半身は、裸だった。


見たくもない裸に、私は、目をそらした。


「美緒、シャワーあびないのか?」


「えっ…今入ってきます」


シャワーを浴びながら体の震えをとめることができなかった。


仕方のないことだと言い聞かせ覚悟を決め川上のいるベットに入った。
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