【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
体調が悪いわけでもないのに顔色は白く目の下には、うっすらクマができていた。

「はぁ~、本当にひどい顔だな最悪」

そして、また、
いつものように元気なふりをして学校に向かった。


「じゃあ、行ってきまーす」


「行ってらっしゃい気をつけてね!」


「わかった!!」


玄関のドアが閉まると表情は一瞬にして凍りつき、

今日は何があるかわからない恐怖をかかえながら、学校に向かった。


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