【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
ゆっくりゆっくり、花壇の中に入り…

土や葉っぱで汚れた体育着をひろい、

しばらくその場にしゃがみこんだ。


「・・・・・」

何も言うことができなかった。


汚れた体育着を強くにぎりしめ泣いた。

「何で、何で…何でよー!!」


「どうして、いつも私なの?」


「私が何をしたの?わからないよ、教えてよ…」


「もう、嫌だよ…」
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