【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
「そういえば、未央ちゃんってどこに住んでるの?」
「私は、中央公園の近くで三丁目の団地」
「北村さん達は、どこらへんなの?」
「私達も未央ちゃんの家の近くだよ!
ねぇ、よかったら明日から一緒に帰らない?」
「えっ、うん…」
そして、次の日から北村さん達は毎日、私に声をかけてきた。
小学校に入ってから初めて一緒に帰る友達ができた。
それは、私にとってほんの少しの楽しみの時間だった。
女の子とおしゃべりをしながら帰ることにずっと憧れていた。
「私は、中央公園の近くで三丁目の団地」
「北村さん達は、どこらへんなの?」
「私達も未央ちゃんの家の近くだよ!
ねぇ、よかったら明日から一緒に帰らない?」
「えっ、うん…」
そして、次の日から北村さん達は毎日、私に声をかけてきた。
小学校に入ってから初めて一緒に帰る友達ができた。
それは、私にとってほんの少しの楽しみの時間だった。
女の子とおしゃべりをしながら帰ることにずっと憧れていた。