【実話】ただ、普通の幸せがほしかった

裏切り

私の居場所は、少しずつ確実になくなっていった。


教室でも1人…。
休み時間も話し相手は誰もいない。


いつも教室の窓から外を見てるだけ…。

そんな中、休み時間になりトイレに行く途中に1人の女の子が声をかけてきた。

「ねぇ、一緒に遊ばない?」


「えっ…遊ぶって、私と?」


「うん、そうだよ」

この子誰だろう?
同じクラスじゃない子だよね?


「名前なんて言うの?」


「佐々木 未央だけど…名前は?」


「未央かぁ、私は
水沢 由紀よろしくね!ゆきって呼んでね」


「・・・・・」


「ちょっと、聞いてる?」


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