【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
「たまには校庭で遊ぶのも楽しいね!」

「うん、すごく楽しかった!こんなに楽しいの初めてだよ、由紀、友達になってくれてありがとう」

「もう、何言ってるの(笑)未央は、由紀の友達だよ!じゃあ次の休み時間ね!」

「また後でね」


由紀のおかげで、
ほんの少しでも楽しいと思える時間ができた。


誰にも相手をされない私に興味をもってくれた。


「私にとって、
由紀は初めての友達、親友だ」


でも、時間がたつにつれて由紀の態度が少しずつ変わりはじめてきた。


由紀とは、ずっと
友達でいれると思っていた…

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