【実話】ただ、普通の幸せがほしかった
「学校終わったら寄り道しないで帰ってくるのよ。

知らない人とは、話さない・ついては行かない。わかった?」


「もうーわかってるよ!そんなことより学校に遅れちゃうよ」

毎朝、玄関前でお母さんとそのやりとりをするのが日課だった。


学校に着くと急ぎ足で廊下を歩き教室に入る。

そして、その日もいつものようにクラスの子に挨拶をした。
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