黒衣の牙狼
「な、なによ!?」
くちをとがらす奈美
「いや、悪ィ悪ィ」
竹虎が笑いをこらえながら
「説明してなかったな。蘇我って野郎はズル賢いんだよ」
「ズル賢い・・・」
「ああ」
スティックをつまみ
「正面から『蘇我でーす。タイマンはりましょう♪』とか言って、戦いを挑むタイプじゃねーんだ」
「・・・・・・つまり?」
「蘇我が狙ってるって伝えても、あんま意味はない」
奈美がムスッとし
「自分だってあたしにそう伝えたじゃん?」
「ちゃんと意味はあるぜ」
「どんな?」
くちをとがらす奈美
「いや、悪ィ悪ィ」
竹虎が笑いをこらえながら
「説明してなかったな。蘇我って野郎はズル賢いんだよ」
「ズル賢い・・・」
「ああ」
スティックをつまみ
「正面から『蘇我でーす。タイマンはりましょう♪』とか言って、戦いを挑むタイプじゃねーんだ」
「・・・・・・つまり?」
「蘇我が狙ってるって伝えても、あんま意味はない」
奈美がムスッとし
「自分だってあたしにそう伝えたじゃん?」
「ちゃんと意味はあるぜ」
「どんな?」