黒衣の牙狼
「ちょっと・・・」
追いかけようとする友里
しかしレディースが到着するまでは、ここを動く訳にはいかない
みんな血だらけなのだ
もし何かあったら・・・
「・・・くっ!」
携帯でユーシンのTEL番を呼び出す
― バイクの発進音がかすかに聞こえた
奈美たちだろう
(早く連絡を・・・ッ)
「なんじゃコリャーっ!!?」
入り口に、店のママが立っていた
紙袋を両手に抱えている
たぶん、買い出しに行っていたから無事だったんだろう
「ママ・・・」
ホッとし、携帯を落とす友里
「どうなっとんじゃコリャーっ!!」
ママは身体をぷるぷる震わせていた
追いかけようとする友里
しかしレディースが到着するまでは、ここを動く訳にはいかない
みんな血だらけなのだ
もし何かあったら・・・
「・・・くっ!」
携帯でユーシンのTEL番を呼び出す
― バイクの発進音がかすかに聞こえた
奈美たちだろう
(早く連絡を・・・ッ)
「なんじゃコリャーっ!!?」
入り口に、店のママが立っていた
紙袋を両手に抱えている
たぶん、買い出しに行っていたから無事だったんだろう
「ママ・・・」
ホッとし、携帯を落とす友里
「どうなっとんじゃコリャーっ!!」
ママは身体をぷるぷる震わせていた