黒衣の牙狼
「いや、レディースの子たちが話してるの、チラッと聞いて・・・」
「なんじゃそりゃ(笑)」
「ユーシンさんも弐社さんも、なんで彼女作んないのかって」
「メンドくせーからだよ」
「気になる相手とかいないんすか?」
「・・・・・・・・・。」
― 前方に駅の明かりが見えてきた
「ここでいいよ。じゃな」
弐社は軽く手をあげると、そのまま駅に向かって歩き始めた
(・・・俺が気になる女か)
友里の顔が浮かび、苦笑する
(・・・・・・気持ちに答えてやれよな。ユーシン)
静かに、改札に続く階段を登り始めた
「なんじゃそりゃ(笑)」
「ユーシンさんも弐社さんも、なんで彼女作んないのかって」
「メンドくせーからだよ」
「気になる相手とかいないんすか?」
「・・・・・・・・・。」
― 前方に駅の明かりが見えてきた
「ここでいいよ。じゃな」
弐社は軽く手をあげると、そのまま駅に向かって歩き始めた
(・・・俺が気になる女か)
友里の顔が浮かび、苦笑する
(・・・・・・気持ちに答えてやれよな。ユーシン)
静かに、改札に続く階段を登り始めた