黒衣の牙狼
ユーシンがチラリと振り向いた
「何人いようと関係ねーんだよ」
― そのままバイクにまたがると、爆音を響かせ、駐車場から飛び出していった
(・・・・・・ユ、ユーシン)
遠ざかるテールランプを見つめる奈美
弐社がエンジンをかけ、後に続こうとする
「弐社くんッ!」
奈美が車体の前に立ちふさがる
「参謀ならわかるよねッ!何か作戦を立ててから行かないと・・・ッ!」
「悪いね奈美ちゃん」
バイクが奈美の横をすり抜ける
「ちょっとッ!」
「ユーシンの言う通り、帰った方がいいよ」
右手をあげ、走り去る弐社
「何人いようと関係ねーんだよ」
― そのままバイクにまたがると、爆音を響かせ、駐車場から飛び出していった
(・・・・・・ユ、ユーシン)
遠ざかるテールランプを見つめる奈美
弐社がエンジンをかけ、後に続こうとする
「弐社くんッ!」
奈美が車体の前に立ちふさがる
「参謀ならわかるよねッ!何か作戦を立ててから行かないと・・・ッ!」
「悪いね奈美ちゃん」
バイクが奈美の横をすり抜ける
「ちょっとッ!」
「ユーシンの言う通り、帰った方がいいよ」
右手をあげ、走り去る弐社