黒衣の牙狼
「立候補はありますか?」
実行委員が教室を見まわす

(う〜ん、大道具しかないな)
奈美は、ユーシンが来た場合にそなえ、出来るだけ人前に出ない方向で考えていた

「しつも〜ん」
男子の1人が手をあげる
「執事が案内するなら、男子はほとんどチラシ配りか執事ですよね?」

「う〜ん・・・そうなりますね」

「人数的に言って、お化け役にまわせる男子、少なくなるんじゃ?」

「・・・・・・ほんとだ」
実行委員が驚く
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