黒衣の牙狼
「ゾンビ役。咲子さん」

「ちょっと待ちなさいよッ!!」
咲子が立ち上がる

実行委員が申し訳なさそうに
「すみません。決まった事なんで・・・」

七井が時計を見た
「早くしないと時間なくなるんだが・・・」

役割分担が、投票という名の押しつけ行為にまで発展してしまったため、次の授業が間近だった
「とりあえず仮決めって事で。頼むからガンガン進めてくれ」

「・・・わかりました」
実行委員は、怒りに燃える咲子にビビりながら、配役を次々に発表していった・・・。
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