黒衣の牙狼
火我が蘇我を見る
「前回の事件では、追放だけで私刑はなかったはずだ」

「繰り返さないためにも、罰則は強化すべきだろう?」

「俺は反対だ」
腕組みする火我

「なら、多数決をとってもいい」
自信ありげに、蘇我が鏡也を見た
「チームの統制を重視するという、俺の意見に賛成の者は?」

「・・・・・・・・・。」
前回、抗争を招いた本人が手を挙げない訳にはいかないのだろう
鏡也が手をあげた

続いて白夜が手をあげる
「解散したマクビーは、各チームに割り振られるんだろうな?」
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