黒衣の牙狼
物静かな印象の顔立ち

一見すると7幹部には見えないが、落ち着いた態度が男の格を物語っている

「どうも」
相手が弐社を見て微笑んだ

「・・・・・・・・・。」
弐社は上着を脱ぐと
「後ろの2人は上に上がっていいんだろ?」
と、ユーシン達を指し示した

「もちろん。いいですよ」
鏡也が案内役の2人にうなずく
彼らは黙って室内を出て行った

本当にタイマン勝負で決着をつけるつもりなのがわかり、弐社は少し感心した
「そういう事だから」
ユーシンに手を振る
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