泣き虫なあたし。
『だれかいますかぁーだれもいないですかぁー』
私はゆっくり
その物置小屋に入って行った。
古くさくて、
ほこりの匂いがした。
ただ、
物置小屋には
見たことのないものが沢山あって、
すごくわくわくしていた。
それから
どれくらいたっただろう。
私はいつの間にか寝ていた。
辺りはもう真っ暗で何とも言えない不安が私を襲った。
私は寂しさが
込み上げてきて、
一人泣いていた。
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