泣き虫なあたし。
秘密。
暁兎君が言うには、
実は暁兎君はモデルをやっていて、
美沙さんの息子として初主演映画を今内密で撮っているらしい。
その役というのが、
冷血で、何にも無関心な人間。
しかも転校生ということで、
美沙さんが「学校で役作りすれば?華兎と全く違うからインパクトもあるしね~」
と言い学校では完璧な役を演じてるらしい。
「お願いだからさ、黙っててくんない?映画終わるまででいいんだっ!頼む!」
『まぁ…私が嘘ついてばれなきゃいんだけど…』
私がそう言うと華兎は笑って
「確かに…お前嘘つけなそうだもんなぁ…」
と言った。
悔しいけど否定できない…
「じゃあさ…こうしない?華兎はクラスメイトとして、窪川サンを見張る。んで俺は彼氏として窪川サンを見張るってことで…」
「『なんで暁兎君(兄貴)が彼氏なの(なんだ)!!』」
「だって俺見張れんの立場そこだけだし、あくまでも仮だよ?それに、またおふくろに会いに家くるっしょ?彼氏ってことにしときゃ怪しまれないじゃん」
『まぁ…確かに…』
私が小さく頷くと暁兎君は、ちょっと嬉しそうにしながら、
「了解!えっとじゃあ…」
実は暁兎君はモデルをやっていて、
美沙さんの息子として初主演映画を今内密で撮っているらしい。
その役というのが、
冷血で、何にも無関心な人間。
しかも転校生ということで、
美沙さんが「学校で役作りすれば?華兎と全く違うからインパクトもあるしね~」
と言い学校では完璧な役を演じてるらしい。
「お願いだからさ、黙っててくんない?映画終わるまででいいんだっ!頼む!」
『まぁ…私が嘘ついてばれなきゃいんだけど…』
私がそう言うと華兎は笑って
「確かに…お前嘘つけなそうだもんなぁ…」
と言った。
悔しいけど否定できない…
「じゃあさ…こうしない?華兎はクラスメイトとして、窪川サンを見張る。んで俺は彼氏として窪川サンを見張るってことで…」
「『なんで暁兎君(兄貴)が彼氏なの(なんだ)!!』」
「だって俺見張れんの立場そこだけだし、あくまでも仮だよ?それに、またおふくろに会いに家くるっしょ?彼氏ってことにしときゃ怪しまれないじゃん」
『まぁ…確かに…』
私が小さく頷くと暁兎君は、ちょっと嬉しそうにしながら、
「了解!えっとじゃあ…」