泣き虫なあたし。





彼は



私が泣き止むまでずっと傍にいてくれて、

やさしい言葉をかけていてくれた。




そのあと、


小学校に行っても
彼と会うことは無かった。





私はずっと

泣いていて、

彼にありがとうも好きだとも言えなかったんだ。









自分が嫌いだ。


泣き虫なあたしが。




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