愛シテル。
遠距離恋愛

「里耶ー!」

「お、由衣やん!」

後ろから由衣が走ってきた。

「学校遅刻すんで?」

「余裕やから☆」

「あほやなあー!」

今日から3年。

中学最後の1年。

新学期早々遅刻(笑)

まぁ、里耶はいつものことなんやけど。

「ちょ、あれ誰よ?」

「え?どれ?」

「ほら、あの学ランの!
むっちゃかっこいー!」

「うっわ、ほんまや!」

里耶的におもいっきりストライク!

「あんな男前もおるもんやなぁ。」

「この学校来てくれたらええのにな?」

「絶対ないわー!(笑)
あんなん来たらアイドルやでな?」

「あっはは!」

ぺちゃくちゃ喋りながら大遅刻(笑)

説教されてから教室に入った。

由衣と同じクラスやったから良かった〜!

「お前ら遅いねん!」

教室に入ったら、和樹が話しかけてきた。

和樹は茶髪で腰パン。

学年一の不良(笑)

「ちゃうねん、説教されとったからおそなった!」

里耶が言うと笑いながら、

「里耶はほんまあほや!」

とか言い出したし。

< 1 / 20 >

この作品をシェア

pagetop