愛シテル。
遠距離恋愛
「里耶ー!」
「お、由衣やん!」
後ろから由衣が走ってきた。
「学校遅刻すんで?」
「余裕やから☆」
「あほやなあー!」
今日から3年。
中学最後の1年。
新学期早々遅刻(笑)
まぁ、里耶はいつものことなんやけど。
「ちょ、あれ誰よ?」
「え?どれ?」
「ほら、あの学ランの!
むっちゃかっこいー!」
「うっわ、ほんまや!」
里耶的におもいっきりストライク!
「あんな男前もおるもんやなぁ。」
「この学校来てくれたらええのにな?」
「絶対ないわー!(笑)
あんなん来たらアイドルやでな?」
「あっはは!」
ぺちゃくちゃ喋りながら大遅刻(笑)
説教されてから教室に入った。
由衣と同じクラスやったから良かった〜!
「お前ら遅いねん!」
教室に入ったら、和樹が話しかけてきた。
和樹は茶髪で腰パン。
学年一の不良(笑)
「ちゃうねん、説教されとったからおそなった!」
里耶が言うと笑いながら、
「里耶はほんまあほや!」
とか言い出したし。