愛シテル。


「ごめんな?」

尚のその顔やばい…。

胸締め付けられるってば。

胸痛い…大好き。

━━━━━━

幸せな時間なんかすぐ過ぎる。

8時過ぎにばいばいした。


「会えて良かったな?」

由衣が言った。

「うん、でも真緒ゆう子に気を付けな。」

「狙ってそーな顔しとったな!」

「うん…やばいわ。」

「大丈夫、大丈夫。
あんなん余裕やんけ?」

「んまやな!
里耶頑張るわ!」

由衣が里耶の背中を
ポンッと叩いた。

「あんま悩むなよ!!」

そう言って帰って行った。


「ふぅー…。」

部屋に入るなり出るため息。

里耶…勝てるんかな?

学校遠いし、真緒のんがいっつも近い。

いつ取られるか分からんやん。

だんだん不安になってきた。

『尚〜』

不安になりすぎて送ってもた。

『なんやー?』

すぐに返事が返ってきた。

『楽しかった』

『俺もやで
海とかへさくてごめんな』

『里耶海好き!』

『んなまた行こか』

『行くー』

やったやった!!!

早く会いたいなー。
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