愛シテル。
『良かった』
ハート反則〜(泣)
可愛すぎやねんってば!
『うん』
『今日会えへん?』
『会える…てか会う』
『んな、放課後学校行くわ』
『待っとく』
『ばいばーい』
━━━━━━━
「そろそろ気持ち伝えたら?」
お昼ご飯のメロンパンを頬張りながら言う、由衣。
「無理無理無理無理!」
「何かせな変わらん。」
「わかっとうで?
でもさ、フラれるんが怖い…。
だからまだ待って?」
「まぁ…頑張りや!」
「ありがと☆」
そう言って里耶はカフェオレを飲んだ。
でも…伝えれるん?
今のままで?
絶っ対無理や思う…。
でも…伝えんでも距離縮めるんは出来る。
里耶頑張ろ!
里耶は放課後、机に座り身だしなみを整えていた。
「ふぅ…。」
何か告白するみたいやんけ(笑)
「…よし…!」
里耶は立ち上がり、校門に向かった。
「あれ?里耶やん。」
話しかけてきたのは2年とき仲良かった、翔太だった。
「おー、翔太やん!」
「校門まで一緒に行こーや?」
「いこか!」